宮城谷昌光氏の「沈黙の王」を読んでおりました。
短編集なのですが、二作目の「地中の火」、興味深く読みました。
夏王朝の時代の話しなのですが、「夷」という文字をめぐるお話になっております。
夷という文字は、大きいという文字と、弓という文字からなっております。
新兵器と言うのは弓の事なのですが、弓は夏王朝のオリジナルではないようです。
それどころか、弓は、「中夏」(中華)の周囲の蛮族が用い始めた武器だったようで、夏王朝は、その蛮族を指して夷が!と呼んでおりました。
中華思想では大陸の中枢の周囲には蛮族が住んでいて、東の蛮族の事を「東夷」と言います。
これには朝鮮や日本が含まれますが、これと弓の関連は今のところ謎です。
短編集なのですが、二作目の「地中の火」、興味深く読みました。
夏王朝の時代の話しなのですが、「夷」という文字をめぐるお話になっております。
夷という文字は、大きいという文字と、弓という文字からなっております。
新兵器と言うのは弓の事なのですが、弓は夏王朝のオリジナルではないようです。
それどころか、弓は、「中夏」(中華)の周囲の蛮族が用い始めた武器だったようで、夏王朝は、その蛮族を指して夷が!と呼んでおりました。
中華思想では大陸の中枢の周囲には蛮族が住んでいて、東の蛮族の事を「東夷」と言います。
これには朝鮮や日本が含まれますが、これと弓の関連は今のところ謎です。