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手作りノートとカルトナージュの布箱を主にハンドメイドしています。ハンドメイドのみならず、色々な事に興味深々です。 芸術鑑賞やポエムを読むこと、絵を描いたり、最近はまった短歌のことなどを、自由気ままにコメントして行きたいと思います。歴史、地理、文化、上げるときりがありませんが、それらを一つのコスモロジーに昇華できたらと思います。

漢字の成り立ちと中国古代史(について知りたいなw)

冬からずっと読書しておりました。

内田樹氏の「寝ながら学べる構造主義」という本を読み散らかしていたので、改めて読んでみたら、意外とわかりやすく、
(お、これで自分も構造主義に入門できたかな)と思ったのですが、
構造主義四天王のフーコー、バルト、レヴィー・ストロース、の各入門書をほかの著者ので読み始めたら、なんと、さっぱりわからなかったw
これに懲りて、内田せんせので読もうという事で、内田本を黙々と読んでおりました。
(ラカン)は斉藤環という人の「生き延びるためのラカン」という大分解りやすそうな解説書があります。ただ、ラカンは構造主義四天王の中では一番難解な人なので、むやみにほかの人の入門書読んでも解りませんwww

私は民俗学に興味がありますので、レヴィー・ストロースとミシェル・フーコーに興味があります。
レヴィー・ストロースは、文化人類学者さんで、「悲しき熱帯」「構造人類学」「野生の思考」という著書が有名です。読んでみようと思ったけど、数頁で挫折orz
でも、熱帯がなぜ悲しいのかと言いますと、「歴史主義」による列強からの搾取によってそこにあるべき文化が破壊されていたからだと思われます。
「歴史主義」は列強自身がほかの人々よりも歴史的に進んだ文化を持っているという考えであるらしく、それによって、「熱帯」の地域の植民地化が進んだようですが、それに対して、構造主義は列強以外の民族について、自分たちは無知であるという立場をとるようです。
というのは、自分たちがしてきたことの愚かさを身に染みた感じたからだという事です。
でもなんだか、これって、私ではなく、歴史研究部の人の専門じゃないかしらw

フーコーは「狂気」というものを、独自の歴史的手法(系譜学)で解明する「狂気の歴史」という著書がありますが、一般的な歴史観により忘れ去られてしまった狂気の原初の姿を歴史の闇から掘り起こして見えるようにしています。中世における凶器には社会的な役割があったようです。まさに民俗学。

で、話は飛びますが、内田本を読んでいたら、白川静という漢字学者さんのことが出てきました。
内田せんせによれば、白川さんは和製レヴィー・ストロースということで、おお~と興味がわいてきました。

白川せんせによれば、漢字の成り立ちを知れば、古代中国の民俗を知ることができるようです。わくわく。

ですので、俄然興味が出て、アマゾンで白川せんせの著書を調べ、レヴューも参考に読んでみましたら、結構難しそう?
古代中国の歴史という本をいつか読んでみたいなと思ったのですが。

レヴューを書かれた方の中に、宮城谷昌光氏の小説を同時に読むといいと書いておられた方がいましたので、参考にしてみようと、これまたアマゾンで物色。

宮城谷氏の小説は読んだことがないのですが、夏王朝から殷王朝のあたりの時代を扱った小説を発見!「天空の船」
半分伝説っぽい感じで面白そう^^
もう一冊、殷王朝で、初めて文字を作った王の話、「沈黙の王」というのも見つけました~^^
レヴューを読んでいたら、著者は白川静先生の漢字学を崇敬しているので~という情報をゲット。

白川学はまずは新書で入門しようと思いますが、いずれ読みたいなと思う本に(読めるかどうかは不明)「初期万葉論」「後期万葉論」というものがありました。詩歌の会の人と一緒に読んでみたいなあ~
白川氏の対談集の中には、歌人さんとのものもあるので、そちらもいつか。。。

後は、読書力がついてくるかどうかにかかっていますw


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