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手作りノートとカルトナージュの布箱を主にハンドメイドしています。ハンドメイドのみならず、色々な事に興味深々です。 芸術鑑賞やポエムを読むこと、絵を描いたり、最近はまった短歌のことなどを、自由気ままにコメントして行きたいと思います。歴史、地理、文化、上げるときりがありませんが、それらを一つのコスモロジーに昇華できたらと思います。

ジュリアン・クリフォード

ジュリアン


こんにちわ~とぅらんく芸術鑑賞部です~^^

もうすぐ浜松で行われる「ハママツジャズウィーク」の最終日に、「ヤマハジャズフェステバル」というものがアクトタワーの大ホールで行われるのですが、
その初めに登場するはずの、シダー・ウォルトン氏が亡くなられたとのことで、急遽、その変わりが選出されまして、
その選出されたジャズマンが上のCDのジュニア・マンス氏とのことでした。

お題のジュリアン・クリフォードというのは、ジュニア・マンスの名前の前についている名前で、
本名は、ジュリアン・クリフォード・ジュニア・マンスといいます。

↓の画像は変更後のパンフレットの一部で、ピアノ・ベース・ヴァイオリンという、今までにない感じの組み合わせになっています。

ジュリアン・クリフォード



上のCDは、マンスのファーストアルバムで、ピアノトリオです。(マンス氏はジャズピアニストです)
スタイルは、ブルースフィーリングを地道に掘り下げていく感じです。
ミディアムテンポとスローテンポが多めのCDですが、するめのように味が出てくるというか、飽きが来ないタイプです。

オスカーピーターソンに絶賛されています。
「昨今、ピアノの何たるかさえもまだよくわきまえていない前衛ジャズマンや低俗なピアニストが横行するジャズ界にあって、豊かなテクニックとフレッシュなアイデアに恵まれたジュニア・マンスの登場は、実に爽快だ(ry」

録音年、1959年。
この時代のジャズ界は変化が激しかったんだろうなあ。って、この年に限ったことではないけど、60年を前にして、この年にもいろいろなムーブメントの先駆けのような走りがあっただろうな。

私の中では、このジャズマン氏は、ジャズがジャズであり続けるためのピアニストの一人です。


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