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手作りノートとカルトナージュの布箱を主にハンドメイドしています。ハンドメイドのみならず、色々な事に興味深々です。 芸術鑑賞やポエムを読むこと、絵を描いたり、最近はまった短歌のことなどを、自由気ままにコメントして行きたいと思います。歴史、地理、文化、上げるときりがありませんが、それらを一つのコスモロジーに昇華できたらと思います。

ルネサンスの奥行

こんばんわ~とぅらんく歴史研究部です~^^

以前の7月13日という題で、クリックミスして記事投稿してしまったのですが、
あの中に間違いが一つありまして、
重要なところを勘違いしていたのですが。

「ヴェネチア帝国」というものは存在したことがありませんでしたorz

正解は「ヴェネチア共和国」です。
訂正いたしますm(_ _)m

今まで私はルネサンスをかなり簡単に考えていました。
それはそれで間違いではなかったと思っているのですが、
ルネサンスを、一つの時代の幕開けとして捉えることと、
キリスト教のなれの果て的な世界観が終結すること。
自分の目で確かめようとすること。
そういう考え方が、宗教的抑圧の言わば覆いかぶされたカーテンのようなものを拭い払った時代だと捉えていました。

カソリックはそれまで、民衆が聖書を読まないように圧力をかけてましたし、
キリスト教のトップ集団は、難解な教えをキリスト教の教えに混ぜたり、色々な宗教から来た様々な教えを説いていましたので、
聖書を読んだら、それがばれるし、自分たちの立ち位置維持のために、聖書を読ませまいと、色々な残酷なことを行って、民衆を恐れさせていました。

だから、同じ時期に、ルネサンス文化、大航海時代、宗教戦争が勃発してもおかしくないと思っていたのです。

ですが、私は、「ルネサンス」(フランス語)に「再生」という意味があることを知りませんでした。(致命的かも)
それがまずイタリアで芽生えたことの重要性とか、後にフランス・ネーデルランドと位置を変えてルネサンスが花開くことも知りませんでした。

それに、再生って何の再生?となんも知らないしw
塩野さんがローマ人の物語をほとんど生涯にわたって執筆したのには意味があるとは思ってましたが。
つまりは、ローマ文化の再生ということでしょうか。(間違っている可能性があるのでお許しを)

塩野さんに先立って、インドロ・モンタネッリというイタリアのジャーナリストも、「ローマの歴史」と「ルネサンスの歴史」という本を執筆されていて、やはり、読む前から、ルネサンスは古代ローマの「再生」なんだろうな、とも思います。

この度、夏休みの自由研究に「ルネサンス」に関する事を追加してみようかしらと思っています。

19世紀の美術史家にヤーコプ・ブルクハルトという人がいて、その人の著作、「ルネサンスの文化 上下」も気にあるところ。

若桑みどり氏の「フィレンチェ」(講談社学術文庫)も気になるところです。
フィレンツェの通史とルネサンス期のことが記されているようですし、フィレンツェの美術館情報も満載らしく。

でもな、夏休みシーズンが来るまでに読み終えられるのかしら。
資料が膨大になっている気がするなあ。

以上、かなり適当に書きましたので、信ぴょう性に欠けるところもあるかと思いますが、
年表を読むだけの歴史は楽しくないし、それに、年表読んだら、推理をするのが楽しいですよね、歴史って。
(その後には入念な下調べが必要ですね)

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