手作りをすれば私を保てると思いつお店を通り過ぎてる
楽しかったことがことごとくの如くひとり遊びのようで哀しい
曼珠沙華道に連なり咲いている天に手を向け流血している
ススキの手から送り出されてきたような涼風浴びてどうしようもなく
急ごうとせぬ足を攻め立て急がせても急いでどうということもなく
太陽が死のうとしている流血の夕陽を待ちわび流血待ちわび
人という形をしている我の肉体の温みを奪えよさもなくば死を
手のひらの中の我なり手のひらの中でいつも迷子になる
からからに渇いた何かがあることは知ってるけれど水を下さい
いないんだ君はどこにもいないんだ知らないんだよ解らないんだよ
淡い影はつかに落としたるわが身消えても誰も気付かないだろ
温かい36度のわたくしの体が36度を求める
今なんだ、今しかないんだ、今までにない気持ちなんだ、発見してくれ!

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