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手作りノートとカルトナージュの布箱を主にハンドメイドしています。ハンドメイドのみならず、色々な事に興味深々です。 芸術鑑賞やポエムを読むこと、絵を描いたり、最近はまった短歌のことなどを、自由気ままにコメントして行きたいと思います。歴史、地理、文化、上げるときりがありませんが、それらを一つのコスモロジーに昇華できたらと思います。

北海道開拓史とアイヌ

とってもおひさしぶりです、とぅらんく文学友の会です^^

一年もブログを更新していないと、色んなことがあって、何を書いていたのかを忘れてしまいそうですw

最近とぅらんくは読書しておりましたので、私の出番ですw
とぅらんくとしてはめずらしく小説を読んでおりました。

池澤夏樹という人の「静かな大地」という本です。

静かな大地

この本は北海道の開拓史を小説化したものですが、作者はアイヌの血を引く人で、そのためアイヌがたどった道もこの小説の中では扱われています。
主人公は淡路から北海道の静内に入植した開拓民の子供で、現地でアイヌの子供たちと普通に遊んで育ちます。
主人公は10代のころに札幌農学校というところで、北海道の大地を肥沃にするためのノウハウを1年学びます。
その時に、イザベラ・バードさんと出会い、その出会いによって自分の道を決定したとか。

イザベラ・バードはイギリスの探検家の人で、著作もあります。まだ読んだことありませんが。
日本の明治初期の東北や北海道などを旅しています。

学校卒業後の主人公はアイヌと共同である場所に自分たちの牧場を作りますが、、、

この本は、アイヌの世界観や、アイヌの人たちがたどった悲劇について扱っております。
悲しいお話です。



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