COOL
こんばんわ~とぅらんく芸術鑑賞部です~^^
8月に引出しに封印していた3枚のCDを取り出して聴いてみたら、入り込めるようになってからというもの、ビル・エバンスとスタン・ゲッツ調べまくりモードに入って一か月くらいたちました。
今まで、ジャズと言えばピアノトリオ一辺倒だったのが一変。
ワンホーンカルテット探しをしておりました。
ホーンはテナーサキソフォンだけに絞っていろんな人のテナーの音色を聴き比べていましたが、どうも私はスタン・ゲッツがフィットするみたいです。
スタン・ゲッツは、1940年代末くらいから活動しているジャズメンですが、
そのころ流行っていた「ビ・バップ」というジャズスタイルの対極のようなスタイルのテナーを奏でます。
当時は「クールジャズ」というジャンルがビバップと大体同時にあったようですが、意味合いとしては、白熱したセッションを繰り出すのが特徴のビバップに水をかぶせたようなイメージでしょうか(勝手なイメージです。ジャズ界では通用しないかな?)
先日、ジョン・コルトレーンとスタン・ゲッツが共演している動画を見ましたが、(聞きましたが)
たとえて言えば、太陽と月みたいな、(どっかで聞いたような??)
そんな感じです。
コルトレーンはすごい!どんな肺なんだろう?恐ろし肺活量でブイブイ吹きまくり、超高速でインプロヴィゼーションしてました。
ゲッツは、クール出身のテナーサキソフォニストなので、なんだか、コルトレーンに圧倒されまくりみたいに見えてしまったのですが、それでもやっぱり、私はスタン・ゲッツのスタイルが好きです。
のどかに歌うホットなテナーマン、というイメージです。
最近入手した音源です。
全編ミディアムテンポでスタン・ゲッツの「歌」を堪能できます。
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