こんばんわ~とぅらんく芸術鑑賞部です~^^
ずいぶん長いこと眠ったままで、エコノミー症候群になっちゃいそうな今日この頃orz
血液がドロドロになってしまわないように音楽を聴くことにしたよ~w
今日は、ふっ、とショパンのノクターン第八番を聴きたくなりました。
ショパンのピアノはいろんな感情が入り込んでいて、うわ~湿度高!という感じですね~
その極みの一つですね、この曲。
出だしが長調なんですけど、すぐに鬱積するあたり、そのあたりのところが好きです。
初めに聞いたのは、ホルヘ・ボレットというピアニストさんによる演奏でした。
老境の極みという感じです。
もう一つ、ダニエル・バレンボイム氏の演奏ですが、先にホルヘ・ボレット氏による演奏を聴いた後に聴きましたところ、
(ややこしい言い回しだなw)
バレンボイム氏の演奏は標準な感じがしてしまいました。
そのように思ったのは、今から5年前くらいなので、改めて聴きなおしてみました。
まず先に、ダニエル・バレンボイム氏の演奏を聴きました。
聴いてみて、あれ、良いじゃん、繊細なタッチで表現されているなと思いました。
デリケートなところを大切にしているのが伝わってきましたですよ。
その後に、ホルヘ・ボレット氏の演奏を聴きました。
5年前、この人の繊細なタッチに惹かれていたのですが、なぜ、そこのところに惹かれたのかが解りました。
この人の演奏は全体的にダイナミックだということです。
中ほどの繊細なあたりにたどり着く前のあたりで、ぐわっとテンションを上げているので、その次に気分が変わるとき、そのあたりが存分に引き出されてより一層繊細に聞こえました。
ということで、またもやホルヘ・ボレット氏に軍配が上がりました。
この度聞いたのは、1987年6月のロンドンで録音されたホルヘ・ボレット氏のピアノと、
1981年1月にベルリンで録音されたダニエル・バレンボイム氏のピアノです。
クラシックの聴き比べって、最近全然してなかったから、たまにはやってみるのもいいなあ~
そして、表題の件ですが、メンデルスゾーンでなくてごめんなさいw